高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いが、やたらニュースで取り上げられています。
最近多くなったのではなく、こうした事故は昔から多かったのです。
今回は、高齢者はどういう車を選ぶべきなのかや、安全装置が付いているおすすめの車をランキング形式で紹介します。
もくじ
高齢者はどういう車を選ぶべき?
高齢者になると運動神経が鈍り、とっさの判断も対応しきれないこともあります。
新しい車を買うなら、安全装置が付いている車を最優先に選ぶべきでしょう。
最近では、「ホンダセンシング」「アイサイト」「スマートアシスト」などあります。
高齢者になると思い込みによる事故も、考えに入れると斬新な車は逆に選ばないほうが良いでしょう。
たとえば、プリウスやアクアなど、シフトレバーが特殊な車は選ぶべきではありません。
ニュースなどを見ると、やたらプリウスやアクアがコンビニに突っ込んだりしています。
アクアとプリウスのシフトレバーを見ると、一目瞭然ですが見た目がわかりにくいです。
引用:https://toyota.jp/c-hr/
なので、シフトレバーも分かりやすい従来の、表示方法の車を選ぶべきでしょう。
理由は、どこにシフトレバーがあるのか、分かりやすいからです。
私の場合はインジケーターで確認します。
そのほうが確実で安全です。
私は教習所でもシフトレバーは、余り見ないようにと言われた記憶があります。
つまり、高齢者は安全装置標準装備はもちろんですが、シフト表示が従来どおりの車を選ぶべきと言えます。
車は本当に不要なのか?田舎と都会の違い
都市部では車が不要なことが多く逆に邪魔になります。
でも、田舎では車は絶対に必要で、家族が住んでいる人数に合わせて車もある家もあります。
ただ、都会の人は田舎の交通が、どれだけ不便なのかを具体的に知らないのではないでしょうか。
少し簡単に説明すると、以下のとおりです。
田舎では10キロ離れたショッピングセンターに行くのに、車を使わないと徒歩では無理な距離です。
バスは30分に1度、ひどい場合は1時間に1回来ればよいほどです。
電車は1時間に1本、ひどい場合は2時間待っても来ないケースは多いです。
電車が来たとしても素通り・・(新快速は特に)
そんな地域に住む高齢者は、車は必須アイテムです。
逆に都会は交通に関して便利で、車がなくてもタクシーを利用できます。
バスもすぐに来るし、電車も田舎よりも頻繁に駅を行き来しています。
都会は自宅も車を置くスペースがないところが多く、月極駐車場に車を置く人が多いです。
自動車が多いし信号機も、やたら多いので自転車か徒歩のほうが早いケースが多いです。
都会では車は金食い虫の何者でもないので、車は不要だと考える人が多いのです。
安全装置が付いているおすすめランキング5位から紹介!
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/grade/
安全装置に関して、どのメーカーも力を入れている分野となります。
次は、もっとも安全な車をランキング形式で、紹介をしていきます。
5位:マツダ・デミオ
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/grade/
マツダ・デミオは、コンパクトカーで、最も安全な車ランキング1位の車です。
マツダ・デミオは安全支援機能が、全グレード標準装備になっています。
また、マツダ・デミオにはハイエンドの車種しか、装備されていないような安全装備がついています。
4位:トヨタ・CH-R
引用:https://toyota.jp/c-hr/
トヨタ・CH-Rは「トヨタセーフティセンス」が、全グレードで標準装備です。
カメラトレーダーで、高度な危険を検知することが可能です。
車体も結構頑丈で、高い安全性能を誇っています。
しかし、トヨタ・CH-Rにはアクセルとブレーキの、踏み間違いを防ぐ機能はついていません。
3位:マツダ・CX-8
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/grade/
マツダ・CX-8は車側の、安全装備も充実しています。
しかし、事故を起こした時に歩行者の被害も、最小限にできる配慮がされています。
マツダ・CX-8には「アクティブボンネット」と呼ばれる、マツダ独自の技術が盛り込まれています。
たとえば、歩行者に衝突して一定の衝撃を受けると、ボンネットが持ち上がり歩行者が受ける衝撃を和らげることが出来ます。
他にも車が受ける衝撃エネルギーを分散させる、「スカイアクティブ・ボディ」も採用されています。
2位:スバル・インプレッサ
引用:https://www.subaru.jp/
スバル・インプレッサも安全な車で、「アイサイトver.3」が搭載されています。
スバルが独自に開発した、水平対向エンジンは正面衝突をしても、エンジンが座席の下に潜り込みます。
その結果、運転手や同乗者に対し、圧迫しないという特徴を持っています。
1位:スバル・フォレスター
引用:https://www.subaru.jp/
最も安全な車ランキングでは、第1位として紹介するのはスバル・フォレスターです。
フォレスターには、「アイサイトver.3」が搭載されていて、車や歩行者などや自転車を検知して、ハンドルを制御してくれます。
もちろん白線やガードレールなども、検知してくれます。
それ以外にも、フォレスターには「X-MODE」が搭載されていて、雪道などの悪路走行を補助してくれます。
頑丈なボディ構造を持つSUVです。
高齢者のアクセル踏み間違いはなぜ起きる?
警視庁の資料によれば、2005年~2015年にかけて発生した事故件数は、6165件から3585件へと減少傾向にあります。
しかし、75歳以上の高齢者による死亡事故件数は、423件から458件へと増加傾向にあります。
その多くはアクセルとブレーキの、踏み間違いによるものが多いです。
間近の事故で言えば、神戸市のJR三ノ宮駅前で市営バスが、横断中の歩行者を死亡させたという事故です。
ブレーキの跡がないことから、アクセルとブレーキを踏み間違えといえます。
他にも、東京・池袋で87歳が運転する自動車が、猛スピードで王さんする歩行差yを次々と跳ね飛ばしました。
自転車に乗っている母親と娘(3歳)が、無くなったという事故があります。
私が見るニュースに限って「プリウス」か「アクア」なのですが、やっぱりシフトレバーの表示が原因でしょう。
ちなみに、プリウスのブレーキに関する不都合情報は、検索するとたくさん出てきます。
まとめ
引用:https://toyota.jp/c-hr/
高齢者の車選びでは、安全装置が付いている車を選ぶのが良いでしょう。
ミッション車を選ぶというのも良いですが、田舎道だと坂道発進が多くなります。
しかも、最近では先行車の後ろに、ベタ付けして信号待ちをする車も増えてきました。
坂道発進では、こうした車にぶつける可能性もあることを考えると、ミッション車も危ないのではないかと思うのです。
AT車でも安全装備が備わっていれば、良いのではないかと感じます。