ニュース

オリンピック仕様のタクシーって知ってる?

オリンピック仕様のタクシーは、東京駅周辺で見かけることが多いです。

東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムがついている、そのタクシーはどんな車なのでしょう。

このページでは、オリンピック仕様のタクシーについて、紹介をしていきます。

誰でも利用できるJPN TAXI(ジャパンタクシー)


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

オリンピック仕様のタクシーは、「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」と呼ばれています。

2年後の東京オリンピック・パラリンピックを見に来る外国人や、足腰の弱いお年寄りなどに快適に乗車できるように開発されました。

オリンピック仕様のタクシーは、トヨタ自動車が開発した「次世代タクシー」です。

全国で使用されているタクシーの数は23万7000台で、その中の8割がトヨタ製タクシーです。


引用:http://www2.toyota.co.jp/jp/news/13/10/nt13_060.html

「クラウンコンフォート」と「コンフォート」という、セダンタイプが2車種ありあます。

日本のタクシーと言えば、セダンだというイメージがとても強いです。

オリンピック仕様のタクシーを開発するのに、タクシー運転手や乗客に意見も参考にしたようです。

これまでのタクシーに対する常識を、最初から見直して誰でも利用しやすいように考えて開発されています。

しかも、誰の乗車するとしても乗り降りしやすいデザインや、性能にもこだわっています。

オリンピック仕様のタクシーは何が違う?


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

オリンピック仕様のタクシーには、車椅子でもそのまま乗り降りができます。

電動スライドドアや幅72センチ、高さ1メートル30センチのスロープなので、普通に乗り降りが可能なのです。

一般の方も乗り降りがしやすくするために、地上から床までが32センチ低くしているのも工夫の一つかもしれません。


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

安全性能に関しても向上させていて、自動ブレーキや車線はみ出した時に警報がなります。

オリンピック仕様のタクシーは、ハイブリッドなので燃費もよいのです。

オリンピック仕様のタクシーは個人でも買うことが可能?


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

オリンピック仕様のタクシーは、個人でも買うことが出来ます。

タクシー事業は法人だけではなく、個人タクシーもあるので買うことができるのでしょう。

仮に買うとすれば、全国のトヨタ又は、トヨペット系列で販売されます。

オリンピック仕様のタクシーのグレードですが「和(なごみ)」が新車販売価格「3,277,800円」です。

もう一つのグレード「匠(たくみ)」は「3,499,200円」です。

ユニバーサルデザインが取り入れられて開発されたジャパン タクシーは、かなり使い勝手が良いようです。

オリンピック仕様のタクシーの外観


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

オリンピック仕様のタクシーの外観は、全高は高いですが地上から床までの高さは低いような感じです。

外観はボテッとした感じで、タクシーには見えないのが特徴です。

タクシーはセダンというイメージが強いので、中々受け入れることが出来ませんね。

乗車するときは余り気になりませんが、エクステリアは高級な印象を与えています。

ボディカラーは、以下のとおりです。

・深藍

・スーパーホワイトⅡ

・ブラック

日本ではよく見られるカラーしか、選ぶことはできません。

ハザードランプはハンドルのところに付いているので、個人用として買うにしても利便性は高そうです。

オリンピック仕様のタクシー内装は?


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

細かい装備を見ると、客席エリアと運転席エリアの内装カラーが違います。

シートも色が違いますね。

小さなお子様の乗り降りも「チャイルドグリップ」があるので、ラクラク出来ます。


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

空調関係などは、天井にサーキュレーターがあるので、目的の温度になるのが早い特徴があります。

後部座席からでも前方が見えるので、運転手の方に道を案内しやすいです。

スピードメーターもデジタルメーターなので、今どれくらいの速度が出ているのか分かりやすいです。

まとめ


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

オリンピック仕様のタクシーは、トヨタが開発する次世代タクシーのことです。

次世代タクシーはトヨペット系列で、販売していて個人でも買うことが出来ます。

300万円前後なので、買いやすいのは間違いありません。

オリンピック仕様のタクシーは、前から見たも分かるようにローマ字でタクシーと書いています。

タクシーの両サイドの後部座席のドア・バックドアに、オリンピックのロゴがラッピングされます。

個人で手に入れた場合も法人で買った場合も、オリンピック終了後に広告ラッピングは剥がすようにカタログの別の紙に書いています。


引用:https://toyota.jp/jpntaxi/?padid=ag341_from_jpntaxi_navi_top

おそらく、ディーラーで買った時に営業マンから、指示があるかもしれません。

個人で自家用として買っても面白いかもしれませんが、ベースとなっているのはシエンタです。

普通にシエンタのハイブリッドを買ったほうが、燃費もよいし値段も安いです。

タクシー仕様のほうは、ハイブリッドなのに「19.4km/L」と、普通のシエンタハイブリッドより悪いです。

シエンタの燃費は「WLTCモード:22.8km/L」なので、自家用として買う場合でもシエンタのほうがお得ですね。

内装装備はタクシー仕様のほうが、おもてなし度は高いですが、その場限りと使い続けるとでは意味が異なりますからね。

東京駅周辺ではオリンピック仕様のタクシーが、結構走っているそうなので一度乗ってみてはどうでしょうか。