免許返納の平均年齢は、池袋の交通事故により返納率は上昇したそうです。
75歳以上が現状の約3割を超え超高齢化社会へと、進んでいるのが現状です。
この先75歳以上の免許保有者も、事故件数も増えていくと予想されます。
このページでは、免許返納の平均年齢はどのくらいなのかや、自主返納しない理由について紹介をしていきます。
免許返納!年齢の平均はどのくらい?
免許返納の平均年齢は警視庁発表データによると、「70歳~75歳」の人が返納をしているようです。
2018年の交通時と件数は、2008年と比較しても事故は減少傾向にあるようです。
ですが、高齢者の交通事故が、目立つようになっています。
昔から高齢者の事故は多かったのですが、派手な事故が目立ってきたため返納の意識は高まりつつあります。
連日繰り返される高齢者の事故報道を見て、返納をしようという人が増えています。
ある年の免許返納者は3万5千人あまりでしたが、それより8000人余り増えているようです。
実は、免許返納には年齢制限というものはありません。
法律上では何歳でも、免許を持つことは可能です。
免許返納は義務ではありません。
高齢者に対応した車が続々登場!
引用:https://www.subaru.jp/
最近では安全機能を備えた車が、ドンドン登場しています。
スマートアシストやアイサイトなど、安全機能を標準装備する車種も珍しくなくなりました。
安全装備が標準装備になり、車両本体価格も高くなっています。
安全のためには、これも仕方のないことでしょう。
AT車が普及された当初は、誤作動が頻繁にありました。
アクセルを踏んでいないのに、車が勝手に走り出すという事故もあったようです。
ひょっとしたら、AT車が普及され始めた当初から、アクセルとブレーキを踏み間違えはあったのかもしれません。
現在は、安全装備も後付できるようになるまで、技術は進歩しています。
自主返納しない大きな理由とは?
自主返納をする高齢者もいますが、中々自主返納しない人もいます。
その理由としては、買い物に出かける足がなくなるからです。
ほかにも、用事ができなくなるなどや、仕事ができなくなるということもあります。
高齢者全員が通勤や買物の足にしているとは限らず、中には仕事で使用する人もいます。
確かに、バスや電車がなければタクシーに乗れなどと、人のことを考えずに提案はできます。
しかし、タクシー料金も距離によっては、3000円を超えることも多いのです。
そんな生活は中々続けることは出来ません。
都市部の場合は、百貨店が送料無料で自宅まで持ってきてくれたり、バスや電車が割引だったりするサービスが拡大しています。
ですが、地方ではそういうサービスはありませんし、バスや電車の待ち時間はかなり長いのです。
ネット通販も考えられますが70歳以上の方が、全員ネット通販ができるとは考えにくいです。
地方に慣ればなるほど山が多いですが、スーパーと呼べる店はかなり少ないのです。
中国では70歳から強制返納!日本もそうなる?
中国では70歳になると強制的に、免許証を返納しなくてはいけないらしいです。
反射神経が鈍るということも一つですが、一番の理由は判断力が低下するということでしょう。
2019年4月に池袋で、乗用車を運転する87歳の男性が、大きな事故がありました。
事故を起こす前にガードレールに接触して、単独事故を起こした後に猛スピードで走行したとされています。
もし、一度ぶつかった時にブレーキをかけていれば、事故を起こす結果にはならなかったと考えられます。
さらに、長い距離を走行していたという情報もあるので、その区間でアクセルに足をおいていることに気づくべきとも考えられます。
足が不自由だったということもあるのですが、距離的に考えても判断力の低下も考えられます。
まとめ
免許返納の平均年齢は「70歳~75歳」です。
自主的に返納する人もいますが、地方に住んでいる高齢者の方は難しいでしょう。
バスのように時間で動く交通機関が無料で地方でも走るなら、返納率は上がるかもしれません。
免許返納と叫ばれるようになってから、それほど年数が経過していないのでそういう改善も難しいのかもしれませんね。
免許返納には特典があるので、自主返納する人が増えるかもしれませんね。