アルファードは国産車の中でも、最高級のミニバンです。
アルファードというミニバンは、アウトドアに関してならどちらの方向にも持っていける、オールランダーな車なのです。
そんなアルファードはアウトドア仕様になるのかや、キャンピングカーにできるのかなどを紹介していきます。
もくじ
アルファードをアウトドア仕様にできる?
引用:https://toyota.jp/
アルファードはゴージャスな感じがするミニバンで、利便性が高いということでも評価されています。
とくにアウトドア派のファミリー層にとても人気のある車種なので、アウトドア仕様にできないわけがありません。
現状のままでも十分アウトドア仕様ですが、アウトドアに最適なミニバンの条件を少し紹介しておきましょう。
アウトドアに最適な車にあるべき3つの必須条件とは?
第1条件:荷物をたくさん積み込める
引用:https://toyota.jp/
アウトドアをするなら、絶対に荷物はたくさん詰めたほうが良いです。
とくにキャンプに出かける場合は荷物は多くなるし、大きめの荷物もあるので無理矢理に積み込んでも、人が乗ることができるスペースは合ったほうが良いでしょう。
荷物を沢山積み込めるという条件は、アルファードは充分満たしているので問題はありません。
ですが、人が十分乗れるスペースができないという車は、アウトドア向きではありません。
最近のキャンプ場は道路も整備されているので、どんな車でも行くことができますが、ゆったりとした空間でドライブはしたいものです。
そう考えれば荷物がたくさん積み込めて、人がゆったりと乗れなければアウトドア仕様の車ではないと言えます。
第2条件:ガンガン使える車内設備が豊富
引用:https://toyota.jp/
車内設備が充実している車ほど、アウトドア向けの車だと言えます。
アルファードの場合は「大型アームレスト+格納式テーブル」などや、「電源/オーディオ入力端子」が装備されていたり、スマホの充電ができる「アクセサリーコンセント」などもあったりします。
アルファードの室内装備はアウトドアでも、かなり役立つものが多いので、そのままでも十分アウトドア仕様だといえます。
第3条件:駆動方式がアウトドアに適している
引用:https://toyota.jp/
アウトドアで適しているのは「駆動方式4WD」というのは、もはや昔話であり今では車体の低いミライースでも、十分キャンプに出かけることができます。
理由は、キャンプ場に向かい道路は悪路ではなく、シッカリと整備されたアスファルトなので車高が低いスポーツカーでも、キャンプ場に行くことができます。
もちろん、基本的なキャンプ用品も、キャンプ場によっては貸し出してくれますよ。
しかし、アウトドアというのは気分も重要なので、駆動方式にこだわるのも良いかもしれません。
アルファードは残念ながらアウトドア向きの駆動方式ではありませんが、上質な乗り心地と操縦安定性を確保しています。
アルファードをキャンピングカーにする方法
引用:https://toyota.jp/
アルファードをキャンピングカーにすることができるのかですが、結論を言えばできます。
「MYSミスティック」というショップが、キャンピング仕様のアルファードを作成しています。
キャンピング仕様にする場合は完全に受注生産なので、それなりに時間がかかります。
トヨタ自体はキャンピング仕様車を作成していませんから、こういうショップはアウトドア派の人にとってはありがたいかもしれませんね。
アルファードのキャンピング仕様にするための値段は、グレード別に以下の表にまとめてみました。
グレード | エンジン | 駆動 | 乗車定員 | 価格(消費税込) |
---|---|---|---|---|
X | 2.5L | 2WD | 5名 | 5,124,400円 |
4WD | 5,378,200円 | |||
Z | 2.5L | 2WD | 5,507,500円 | |
4WD | 5,761,200円 | |||
ZA | 3.5L | 2WD | 6,145,100円 | |
4WD | 6,363,900円 | |||
V | 2.5L | 2WD | 5,929,700円 | |
4WD | 6,189,100円 | |||
VL | 3.5L | 2WD | 6,853,500円 | |
4WD | 7,081,400円 | |||
ハイブリッドX | 2.5LHYBRID | 4WD | 6,008,000円 | |
ハイブリッドV | 6,634,000円 | |||
ハイブリッドZR | 6,774,000円 |
上記の表の値段は新車の値段も含まれているので、全グレード500万円以上になります。
「MYSミスティック」では持ち込みでも、アルファードをキャンピング仕様にできるようです。
アルファードをキャンピング仕様にする場合は、かなりお金がかかるので年に数回しかキャンプをしないと言うなら、改造費がもったいないだけです。
しかし、年に何十回もして色んな所に出かけるという場合は、キャンピング仕様も検討すると良いでしょう。
キャンピング仕様車は車検は通る?
引用:https://toyota.jp/
結論から言えば検査官次第です。
基本的にベッドや他のものを固定される時に、車に完全に固定してしまうと車検には通りません。
取り外しができるようにしていれば、「荷物」とみなされるので車検に通ります。
さらに、重量も「50キロ」を超えると、車検には通りません。
キャンピング仕様のカーテンは開け閉め可能ですが、カーテンに関しては基準が曖昧で車検での検査も検査官によって、意見がバラバラなのです。
カーテンが窓ガラスに付着していると車検に通らないという説もあり、吸盤式は車検に通らないという話もあり調べれば調べるほど混乱してしまいます。
まずディーラーで車検を受けようとすると、どのディーラーでも同じで車検に通らないと言われます。
なので、キャンピング仕様にしたアルファードの車検は、ディーラー意外の複数のショップで見積もりをとったり車検に通るかどうかを確認したほうが良いでしょう。
まとめ
キャンプをやろうという場合は、アルファードは最も最適な車です。
荷物もたくさん積み込むことができますし、室内もかなり広いので長距離ドライブも疲れにくいと感じます。
キャンプ場に行くまでに砂利道があると言っても、それほど気にするような道ではありません。
また、アルファードをキャンピング仕様にする場合は、最低でも「2,104,000円」は用意してショップに依頼をすると良いですね。