ジムニーは「AT」「MT」を選ぶことが出来ますが、最近ではATに乗る人が多くなりました。
最初からMTの設定がない車もありますが、そんな中ジムニーの場合はどちらが運転を楽しめるのかを紹介します。
もくじ
ジムニーはATのほうが楽しめる?
引用:https://www.suzuki.co.jp/
ジムニーはATでも楽しめるかどうか、どっちが良いのかを突き詰めていきます。
まずは、AT車のメリットやデメリットを、紹介していきます。
AT車には以下のようなメリット
引用:https://www.suzuki.co.jp/
・シフトチェンジをしなくても良い
・エンストをすることがない
・ジュースを飲みながら運転が可能
・坂道発進が楽
AT車はとても、手軽で簡単に運転ができます。
自分でチェンジを入れなくても、シフトレバーをDレンジにれておけば、車は自動でシフトチェンジをします。
渋滞が多いという場合にシフトチェンジが、煩わしいという人にはAT車が良いかもしれません。
自分で車を操る楽しさよりも、手軽にジムニーに乗りたいという人には最適だといえます。
特に渋滞のときは、ATのありがたみがわかります。
ジムニーでオフロードをしない人には、ATが良いかもしれません。
MT車では発進時に上手くクラッチ操作をしないと、エンストしてしまいます。
しかし、AT車の場合は坂道発進でも、エンストをすることはありません。
AT車はシフトチェンジを自分でしなくても良いので、片手でジュースなどを飲みながら運転が可能です。
たまに見かけてビックリするのが、コンビニ弁当を食べながら運転をしている人もいますね。
個人的にジムニーでATというのは、邪道な感じがしますが手軽に乗り回したい人には最適だと言えます。
ATのデメリット
引用:https://www.suzuki.co.jp/
・ブレーキを離すとクリープ現象出前に勝手に進む
・自動で変速するのでシフトが何処に入っているかわからない
・車を上手く操っていると錯覚を起こしやすい
・踏み間違え事故が多い
ATのデメリットはブレーキから足を離すと、勝手に車が前に進みます。
これを「クリープ現象」といいます。
ぼーっと前を見ていてブレーキを踏む力が弱まりジワジワ車が、前に進んでも気が付かないと前方の車に追突してしまいます。
AT車に乗っていると現在シフトが、どの位置にあるのかが分かりません。
とはいえ、ATに乗っているなら、気にする部分ではないかもしれませんね。
AT車で怖いのが「俺は上手くこの車を操っているぜぃ」と、自信過剰になっているときです。
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AT車は手軽に運転できるので、自分は運転が上手いと錯覚してしまうのかもしれません。
ジムニーでオフロードをするときは、シフトチェンジをしなくてもコースを走れます。
車を操るのが楽しい人間から言わせれば、「それって楽しいか?」となるわけです。
AT車はアクセルとブレーキを踏み間違えが、かなり多いです。
昔はAT車アクセルを踏んでいないのに、車が暴走したという話を聞きました。
AT車が普及し始めた頃なので、ウソでも誰もが信用したかもしれません。
結局ジムニーはAT車でも良いの?
ジムニーでも買い物をするために、移動する道具として考えるならATでも問題はありません。
手軽さゆえに油断をしやすいので、事故を起こしやすくなります。
基本的に、普通の足として使うなら選んでも良いと言えます。
ジムニーのMTは楽しめる?
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ジムニーのMTは本来の性能を、自分で引き出しているように感じます。
MTのメリットを、先に紹介していきます。
MTのメリット
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・車を自分で操っている感が楽しい
・MTならではの走りのテクが楽しめる
・車の性能をフルに引き出している感じがする
・ATより速く力強く走れているような気がする
MT車の場合は車を自分で操っている感じが、とても楽しく感じられます。
たとえば、コーナー入口でシフトダウンをして、コーナー出口でシフトダウンをしようとか、色々計画的な走りができます。
シフトチェンジをしているだけでも、車を操っているという実感がわきます。
MTならではの走りができます。
理論的に言えば不要なテクニックかもしれませんが、実際に操作してみることで車を操っている感を楽しめます。
MT車のテクニックで代表されるのが、「ヒール・アンド・トゥ」と呼ばれるテクニックです。
カーブ手前でブレーキとアクセルを踏み、回転を上げてシフトダウンをするという技です。
シフトダウンと言っても1速だけではなく、2速いっぺんにシフトダウンさせるときにも使います。
こういうテクニックを駆使して走っていると、車を操る楽しさが倍増するのです。
さらに、ジムニーの場合は回転を上げてシフトアップしていくのが、かなり楽しいような気がします。
ジムニーは加速を楽しむ車ではないですが、それでも回転数のレッドゾーンギリギリまで上げて、加速して行きたくなります。
そうすることで、車の性能をフルに引き出しているような、そういう感じがします。
ジムニーでもサーキットに持ち込む人もいますが、オフロードでもオンロードでも車を操っている感が楽しいです。
MT車のデメリット
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・上手く発進しないと坂道でバックする
・操作が難しいと言われている
・普段使いとしてなら使いにくさしか目立たない
MTのデメリットは、坂道発進をうまくしないと車は、バックしてしまいます。
私の場合はサイドブレーキをかけて、回転数を1000回転に保ち半クラッチを使いつつ、サイドブレーキを戻しながら発進します。
そのほうが、バックしませんし、安全に坂道発進が出来ます。
最近はATが多いためか信号待ちで停止している車の後方を、ギリギリで止まる車が多くなりました。
そういう車が多いため、坂道発進ではかなり緊張する場面が多いです。
MTは操作が難しいと言われていますが、私としては「え、どこが?」と疑問に感じます。
おそらくクラッチ操作が、難しいのかもしれません。
普段使い用としては、結構使いにくい場合が多いです。
たとえば、走行をしているときはチェンジを入れないといけないので、ジュースを飲む暇があまりありません。
スーパーの坂道も急な場合が多いので前の車が坂で停止してしまうと、急な坂道で発進をしないといけなくなります。
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ストップアンドゴーが多い市街地の場合も、シフトチェンジを頻繁にしないといけなくなります。
そもそも、MT車を選ぶ人は運転が楽しい人のはずなので、余計に車を操っている感を感じるでしょう。
そういう意味では、デメリットにはならないと感じます。
結局ジムニーはMT車でも良いの?
引用:https://www.suzuki.co.jp/
ジムニーを車としてではなくマシンとして見るなら、MTじゃないといけないでしょう。
オフロードを走るという場合は、特に楽しい走りをするためにMTを選んだほうが良いです。
特殊な運転をする機会がなくても、運転をするのが好きで車を操っている感を楽しみたいならMTを選ぶべきです。
まとめ
引用:https://www.suzuki.co.jp/
昔はATよりもMTの方が、燃費は良いと言われていました。
ATの技術もそれほど、高くなかったのも原因だと言えます。
人によっては考え方が異なるので、ATが良いとかMTが良いとは言えません。
それぞれのメリット・デメリットを知った上で、ジムニーを運転するならどっちが良いかを考えるのが一番だと言えます。