外車は日本車より維持費が高いと、そのように言われます。
実際にどれくらい違うのかや、修理費もどれくらいなのか気になるところでしょう。
日本車と外車の維持費はどう違うのかを、紹介していきます。
外車と日本車の税金の違いは?
「外車の税金は高い」
そのように言われていた時代もありました。
3ナンバーは高級車で税金が高いと、そのように言われていた時代とセットで、外車も高いと言われていたように感じます。
実際には3ナンバーはボディサイズの規格で、税金とは関係ありません。
外車も税金は国産とほぼ同じで、外車は特別税金が高いわけではないのです。
私は月極駐車場で外車を停めていますが、セカンドカーのミライースの駐車場代のほうが、値段が高いのです。
私が利用している月極駐車場は、出やすい位置は値段が高く出にくい位置は、値段が安いという設定になっています。
税金面は1000ccの排気量なら、外車でも国産車でも「29,500円」です。
外車と日本車の保険料の違い
会社と日本車の保険料は自賠責保険(37ヶ月)で、同じ「36,780円」でした。
強制保険の自賠責保険は、加入の義務があるので車を買うと絶対に入る強制保険です。
外車も国産も関係なく加入期間によって、金額が決められます。
イメージ的に任意保険料のほうが、外車が値段が高いようなイメージが強いのではないでしょうか。
任意保険は車両料率クラスにより、保険料が決められます。
車両料率クラスとは、車ごとの自己実績や盗難や、保険で支払われた修理代などで決められます。
ベンツやポルシェなどやフェラーリなどは、盗難の危険性も高いですし修理代も高くなるので、保険料も高くなります。
国産でもGT-Rランサーエボリューションシリーズなどは、車両両立クラスが高いので国産でも高い保険料が設定されています。
プジョーやポロなどやゴルフなどは、車両両立も低いので意外に保険料は国産と変わらないのです。
外車と日本車の修理代は?
国産は国内に部品があるので値段は安いです。
外車の場合は一度エンジンを見たことがある人は、わかると思いますが一つの部品を修理するのもややこしそうです。
昔は外車お断りという店が多く、国産車しか扱わない車屋ですら修理お断りの店もありました。
理由は、ボルト一つから違う種類のものが使われていて、外すのも一苦労するからでしょう。
しかも、外車のパネル一つ「バキっ!」といわしてしまうと、30万円くらい吹っ飛ぶとか大手カー用品店の人が言ってました。
プジョーやフォルクスワーゲンは、ある程度在庫は日本にあります。
なので、昔のように修理費が高い部品ばかりではないと考えられます。
費用を抑えたい場合は、外車部品でも「リビルト品」を使うことで、かなり安く費用を抑えることが出来ます。
国産車と外車の車検費用は?
国産の車検費用は乗用車でも、15万円くらいではないでしょうか。
修理箇所がでたらめに多い場合は、40万円くらいの請求が来そうです。
ウソか本当か分かりませんが、ベンツの車検費用が80万円だという口コミがありました。
ただ、黙っていると国産でも50万円は、請求されそうです。
外車でも不要な部品まで交換するというケースもあるので、あとで交換するというふうにしていけば30万円くらいは費用を抑えられるかもしれません。
車検費用の場合は、今直すべき部品は直して、あとからでも良い部品はあとから直すようにしましょう。
たとえば、スパークプラグやインジェクターなど交換部品として、請求されている場合は省いても良い項目と言えます。
調子よく走行しているのに、インジェクター交換というのは疑問が残ります。
過去に見積もりを出したら、交換する部品として金額に入っていました。
ほかにも、交換したばかりのシャフトブーツも、交換部品として金額に含まれていたことがります。
たまに、金額を多く取ろうと騙そうとする店もあるので、注意が必要です。
どちらにしても、外車の車検は国産よりも高いので、省ける部分はガンガン省くようにしましょう。
燃料代が外車は高い!国産車のほうが安い
燃料代はハイオクがほとんどなので、年間の燃料代は外車のほうが高いです。
最近の外車は燃費にも力を入れている車種もあるので、昔のように燃費が悪いわけではありません。
ただ、日本車は走りを犠牲にして、燃費重視にセッティングされることが多いので、走りが悪い代わりに燃費が良いという車が多いです。
基本的に燃料代は、レギュラー仕様の国産車のほうが安いです。
まとめ
外車と日本車の維持費は、余り変わらない部分があったり、日本車のほうが安かったりする部分があります。
外車は加速が良いしデザインがカッコ良い車が多いので、金額を気にせずに所有する喜びを感じたほうが良いでしょう。
車検費用や修理代などや燃料代は、外車のほうが高いです。
修理代も未知なる世界なので、余計に高いと思うしか無いでしょう。
外車は税金が高いと思っている人もいますが、排気量により値段が変わり車両重量によっても値段が変わります。