皆さん、大型連休はどのようにお過ごしでしょうか?
長期休暇を利用して、少し遠出の旅行に出掛けたりする方も多いのではないでしょうか。
しかし、有名な観光地となると宿泊施設は予約が取りにくく、随分前から計画を立てておかないと予約が取れない、なんてこともありますよね。
そこでおすすめしたいのが車中泊です。
最近では車中泊が注目されていて、道の駅などに車中泊スポットが出来たりもしているんです。
そこで今回は、インプレッサで車中泊をする時のおすすめポイントについてご紹介していきます!
もくじ
インプレッサで車中泊をするなら?
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/
インプレッサと聞くと、思い浮ぶのは「セダン」タイプの車ですよね。
「そんな狭い車で本当に車中泊出来るの?」と思われるかもしれませんが、インプレッサにはハッチバックの「インプレッサスポーツ」というタイプがあるのです。
リアシートを前に倒すと、ラゲッジスペースが広大なフラットスペースに早変わり。
大人も余裕で眠れる広さなので、快適な睡眠を取ることが出来るんです。
フロントシートをリクライニングさせても眠れなくはないですが、フラットな場所と比べると疲れの取れ方が全然違います。
また、セダンタイプのインプレッサG4でも、ラゲッジスペースと室内を繋げることは出来ますが、やはりセダンなので圧迫感が多少あります。
そのためインプレッサで車中泊をするのであれば、インプレッサスポーツのラゲッジスペースで眠ることをおすすめします。
インプレッサで車中泊は何人まで可能?
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/
インプレッサで車中泊をする場合、最大で何人まで可能なんでしょうか。
まずはリアシートを前に倒し、ラゲッジスペースで眠るのは大人2人が限界でしょう。
次にフロントシートをリクライニングさせて眠るとすると、合わせて2人。
合計で最大4人は車中泊が可能です。
しかし、やはりリクライニングさせただけでは、十分な睡眠が取れず、次の日に疲れを残してしまいます。
楽しい旅行と安全のためにも、インプレッサで車中泊をするのであれば大人2人が目安と考えた方が良いでしょう。
車中泊の準備!サンシェードを自作しよう!
引用:https://chiecafe.com/1113.html
車中泊をする際に気になるのはプライバシーの問題です。
睡眠中の様子が外から丸見え状態は避けたいところですよね。
そこで便利なグッズが、室内の温度上昇を防ぐためによく使われているサンシェードです。
サンシェードがあれば、中の様子が外から見えることもなく、安心して眠ることが出来ます。
しかし、いざ市販品を買おうとするとお値段がそこそこかかってしまいますよね。
けれど実は、意外と簡単に、しかも材料費もあまりかからずに自分で作ることが出来るんです。
1:窓の型を取る
新聞紙などの不要な紙を用紙して窓の内側にあて、マジックなどで型をなぞります。
この時、インクが裏に写らないか事前に確認しておいてください。
2:アルミシートを切る
アルミシートを用意して、型紙に合わせて切ります。
アルミシートは100円ショップなどで売っていますので購入しておきましょう。
その後、吸盤を取り付けるための穴を縁に開けます。
3:吸盤を取り付ける
先程開けた穴に吸盤を取り付けます。
吸盤は四隅以外にも多めに付けておくことで、脱落を防ぐことが出来るので、なるべく多く付けることをおすすめします。
吸盤も100円ショップで売っていますので、少し多めに用意しておきましょう。
これだけでオリジナルのサンシェードが出来上がりです。
すごく簡単で、しかも低コストですよね。
全面のサンシェードを購入するとなると、相当な金額が掛かってしまいますが、自作だったら2000円程度で済んでしまいます。
ぜひ一度作ってみてくださいね。
車中泊に必要な必須アイテムを紹介!
サンシェード以外にも、車中泊におすすめなグッズがあるのでご紹介します。
意外と忘れがちだけど、あると非常に便利なグッズなので、ぜひ参考にしてみてください。
1、モバイルバッテリー
車内での充電と聞いてまず思い浮かぶのは、シガーソケットに差し込むタイプの充電器ですよね。
エンジンがかかっていれば使用出来るので、走行中ならこのタイプを選べば良いでしょう。
しかし、夜の時間帯に充電が少なくなってしまうと、そうもいかなくなります。
車中泊だからといって、エンジンをずっとかけたままにしてはおけません。
高速道路のサービスエリアや道の駅では他の方の迷惑になってしまいますし、排気ガスに含まれる一酸化炭素が車内に充満し、中毒症状を引き起こしてしまう危険もあるからです。
また、イグニッションをACCの状態で使用すれば、バッテリーが上がってしまい、エンジンがかからなくなってしまいます。
そこで準備しておきたいのがモバイルバッテリーです。
最近は価格がだいぶ下がり手に入りやすくなっていますので、10,000mAh以上の大容量タイプを準備しておくのがおすすめです。
USBハブなので、携帯電話以外でも電子タバコの充電なども行えます。
「これも充電できる!」と、意外な発見もありますので、備えのひとつとしてぜひ準備してみてくださいね。
2.マットレス&寝袋
いくらリアシートを倒してフラットにしたと言っても、本来は荷室なので、体が痛くてなかなか眠れません。
そこで準備しておきたいのがマットレスです。
3つ折りタイプのような、なるべくコンパクトに収納出来るものを選ぶと、持ち運びも便利です。
さらに言うと、上の項目で説明した通りエンジンは停止しなければいけないので、冬の車内は寒くて仕方ありません。
その為、毛布や寝袋など寒い所でも使えるものを選んで準備しておきましょう。
風が当たらないだけ外よりマシ、と思うかもしれませんが、せっかくの旅行が台無しになってしまいますので、防寒対策はしっかりと行いましょう。
3.LEDランタン
夜間の車内の照明として、ランタンがあると便利なのですが、燃料タイプのランタンは危険です。
狭い車内で使用するわけですから、ガス中毒や火災の危険性が高くなります。
そのため、明るさと消費電力の少なさを考えてLEDランタンを選びましょう。
ルームランプがあるから、と思うかもしれませんが、うっかり消し忘れてしまったらバッテリーがあがってしまうかもしれません。
LEDなら長持ちしますし、非常用としても使用出来ますから、車にひとつ積んでおくと便利かもしれませんね。
4.クーラーボックス
夏に車中泊をする際に、冷蔵庫代わりとして用意しておくと便利です。
15L程度のものを準備しておけば、500mlペットボトルを10本以上収納出来るうえに、手頃な大きさなので邪魔にもなりません。
ちなみに、冷やすための冷媒は氷かドライアイスがおすすめです。
クーラーボックスと聞くと水色の大きな保冷剤が思い浮かびますが、溶けて冷たくなくなった後も、持って帰る必要があったり、重さが変わらないので荷物となってしまいます。
氷やドライアイスなら、溶けて水になっても捨てれば良いだけなので、帰りは身軽になれますよね。
スーパーなどで飲食物を購入すれば、冷却用の氷やドライアイスを無料でもらえたり、低価格で手に入れられるのでぜひ利用してみてください。
5.折りたたみタイプの椅子
せっかく旅先での車中泊なのですから、外の景観も楽しみたいですよね。
そこで折りたたみタイプの椅子があれば、ちょっとしたキャンプ気分が味わえます。
椅子に座って景色を見ながら、温かいコーヒーやお茶を飲んでみるのも、旅行ならではの思い出になりますよ。
背もたれ無しの簡易的なものでも十分ですが、背もたれ付きのものの方が寄りかかってゆっくり出来るのでおすすめです。
6.USB扇風機
夏場の車中泊には絶対に必要なグッズです。
エンジンを止めた車内は熱がこもり、仮に窓を開けても風が無い日は空気が動かないので換気が出来ません。
そんな時、USB扇風機があれば車内のこもった空気を喚起出来ますし、まったくの無風状態よりは涼しく過ごせることでしょう。
モバイルバッテリーを用意しておけば充電切れの心配もありませんので、合わせて準備しておくと良いでしょう。
また、効率良く換気を行いたいのであれば、USB扇風機を2台用意して、対角線上に前後の窓を開けます。
一つは車内に向けて、もう一つは車外に向けて配置すると吸気と排気を効率良く行ってくれるので、換気用として準備するのであれば2台用意しておくと良いでしょう。
忘れちゃいけない!車中泊で注意すること
楽しい旅行、わくわくの車中泊。
けれど、防犯やマナーを軽視してしまうと楽しい思い出が台無しになってしまいます。
そこで、車中泊をする際に気を付けるべきことを3つご紹介します。
◆駐車の場所とドアロック
車中泊をするには駐車する場所を考えないといけません。
他人に迷惑の掛かる場所はもちろん選んではいけませんし、路上や公園などの人通りが少ない場所は防犯上危険です。
また、睡眠中の盗難の被害を防ぐためにも、必ずドアをロックして眠りましょう。
◆エンジンは切って眠る
モバイルバッテリーの紹介でも説明しましたが、エンジンをかけたまま眠ると、排気ガスが車内に充満し、一酸化炭素中毒になってしまう可能性があります。
走行中なら常に風がある状態なので問題ないのですが、駐車中の無風状態が続くと、排気ガス中の一酸化炭素が車内に侵入してきてしまいます。
命に関わってくるので、絶対にエンジンをかけたまま就寝するのはやめましょう。
また、夜の静かな場所ではエンジン音が周囲に響きます。
パーキングエリアなどでも「隣の車のエンジン音がうるさくて眠れない」という声が多く聞こえてきますので、マナーのためにも就寝時はエンジンを切りましょう。
◆車中泊の連泊はしない
リアシートを前に倒せばフラットなスペースが出来るので、車中泊でも快適に眠れるでしょう。
しかし、あくまでも「車内」です。
固さや騒音、暑かったり寒かったりと、布団で眠る快適さに比べれば雲泥の差です。
しかも、長時間不自然な体制でいると、エコノミークラス症候群などの心配も出てきます。
そのため、連続しての車中泊は避け、2日目は布団やベッドでしっかりと眠れる場所を利用してください。
旅行が何日か続くのであれば、どこかでリフレッシュを挟み、心身ともにすっきりとした状態で楽しんでくださいね。
車中泊におすすめなスポットを紹介!
車中泊をするのなら、やはり一番のおすすめは高速道路のサービスエリアです。
大型トラックの運転手さんが睡眠のために利用したり、旅行中の家族が休憩のために立ち寄ったりと、人も多く安心して利用できます。
また、水やトイレの確保が出来るので、夜中にトイレに行きたくなっても安心ですし、歯磨き・洗顔なども出来るので車中泊をするのにぴったりの場所です。
人の出入りが激しいので、気配に敏感な方はゆっくり休めないかもしれませんが、防犯上を考えれば一番安心して休める場所と言えるでしょう。
インプレッサで車中泊のまとめ
ご紹介した通り、インプレッサで車中泊をするのなら、ハッチバッグの「インプレッサスポーツ」がおすすめです。
そこに今回ご紹介した便利グッズを準備のうえ、車中泊にチャレンジしてみませんか?
ちょっとしたキャンプ気分も味わえますし、自然の中をドライブしたり、車の中でまったりと過ごしたり、新たな発見があるかもしれません。
防犯対策や装備を整えて、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。