アウトバックはファミリー層に人気のある、クロスオーバーSUVです。
フロントデザインはゴージャスな感じがして、クールな印象を与えています。
アウトバックのスペックや特徴などを、まとめてみました。
アウトバックのスペック「AWD」は「4WD」と違う?
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/exterior.html
アウトバックには「AWD」が搭載されていますが、これは1972年にスバル・レオーネに採用された4WDシステムです。
4WDといえば軍事用のジープタイプの車をイメージしてしまいますが、日常で使う場合はとても耐えられたものではありませんでした。
さらに、軍事用オフロードカーが発想の原点だっったので、現在では考えられないようなスペックの車もあったのです。
1975年にセダンタイプに4WDが採用され、現在に続く4WDの幕開けとなったのです。
1979年には副変速機を備え、「4段MT」を8段MTでも使えるモデルを用意したのです。
アウトバックの「AWD」と「4WD」って何が違うのかですが、実はどちらも意味としては同じで違いがありません。
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/exterior.html
4WDの意味とは「4つのタイヤが独自に動く」というものであり、AWDは「全てのタイヤが独自に動く」という意味です。
たまに、4輪それぞれが独自に動くというふうに、説明する人もいますが基本的に同じ意味です。
ただ、AWDと4WDの違う点を説明するなら、AWDという言葉を別に意味で解釈するなら、AWDは4輪じゃなくても8輪でも使う事が可能なのです。
つまり、AWDは4輪駆動車でも使える言葉で、何も特別なものではないのですが、AWDは8輪駆動車でも使えるので言葉の意味上では違いがあります。
アウトバックのエンジンスペック
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/exterior.html
アウトバックのエンジンは「水平対向4気筒エンジン」が搭載され、市街地走行では必要にして十分な加速を実現します。
アウトバックのエンジンスペックは最高出力が、「177PS(130kW 175HP)/6000rpm」で最大トルクが、「23.4kgm(229Nm)/4400rpm」となっています。
また、ハンドルに設置されているスイッチによって、走行モードを切り替えることが出来ます。
低燃費な走りがしたいという場合は、「インテリジェント(I)」のモードを選びます。
ワインディングロードで気持ちよく走りたいという場合は、「スポーツ(S)」または「スポーツ・シャープ(S#)」を選択すれば、レスポンスに優れた加速を楽しむことが出来ます。
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/exterior.html
全体的におおらかな乗り味ですが、カーブなどの走行や車線変更ではアウトバックの重量バランスの良さと、足回りの改良の効果により車のグラつきが少なく姿勢の収まりも良くなっています。
しかも、高速道路ではアイサイトの機能「全車速追従機能付き」の、クルーズコントロールを使うと前を走る車と自分の車の車間距離を維持して追従走行ができます。
これは、運転を楽にする機能ではなく、運転の支援機能なので頼らずに注意しながら使いましょう。
ほかにも、車線中央を維持して走行ができる「操舵支援機能」なども、アウトバックには備わっています。
長距離運転によって疲れてきた場合に、操舵支援機能を使えばいくらかは疲労が軽減しそうです。
アウトバックの実燃費は?
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/exterior.html
アウトバックのカタログ燃費は「14.8km/L」ですが、実際に走行をするとカタログよりも悪くなります。
中にはカタログ数値を超える車種も存在するらしいですが、アウトバックはどうなのか口コミを集めてみました。
・燃費計で9.1Km高速走行時は15~16Km
・納車されて間もないですが、街乗りオンリーで8~9Km
・AWDということを考えると素晴らしいの一言です。高速で13~14km/Lです
・高速では12キロ、一般道では8~9キロていどです
アウトバックのカタログ燃費に近い口コミは、チラホラ見かけました。
ですが、圧倒的に多いのが「8km/L~9km/L」で、10km/Lを超える実燃費はほとんど無いようです。
みんカラの情報によりますと「街乗り 5km/L~6km/L」で、カタログ燃費には程遠い実燃費でした。
でも、高速道路を走行すれば、10km/Lを超えることができるみたいです。
市街地では10km/Lは超えることが出来ないようで、燃費を気にするなら少し検討したほうが良さそうですね。
まとめ
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/exterior.html
アウトバックに搭載されるアイサイトは、かなり便利でスバルが追求する安全で快適なドライブを可能にしてくれます。
アウトバックには車の周囲の状況を見ることができる、「アイサイトセイフティプラス」が標準装備化されています。
さらに、アイサイトの機能としてアクセルとブレーキを、踏み間違えないように「後退時の衝突被害軽減ブレーキ機能」が採用されています。
他にも「全車速追従機能」がついたクルーズコントロールは、高速道路などで前方の車と車間距離を維持して走行をしてくれます。
こうした機能は、「0km/h~120km/h」に拡大されています。
アウトバックに装備される「アダプティブドライビングビーム」も、結構便利でハイビーム照射した時に対向車を検知すると、ロービームに自動で切り替えてくれます。
なので、運転手はライトのスイッチの切替を、自分で行う必要がなくなり運転に集中することが出来ます。
色々な安全装備が備わっているアウトバックを、一度試乗してみて体験をしてみるのも良いですね。