2018年7月に、待望の新型フォレスターがついに発売となりました。
5年ぶりのフルモデルチェンジということで、フォレスターファンやSUBARUファンの方々から期待の声があがっています。
そこで今回は、新型フォレスターのグレードや、気になるお値段を一気に大公開いたします!
各グレードの特徴と合わせてぜひご覧ください。
もくじ
待望のフルモデルチェンジ!新型フォレスターの実態に迫る
初代から数えて5代目となったフォレスター。
今回の新型が北米の展示会で発表された時から、ファンの間で期待の声が寄せられていました。
SUVらしさがさらに増した、そのスタイリッシュな装いに魅了されたのです。
そんな新型フォレスターですが、先代・4代目フォレスターとどこが変わったのでしょうか。
全ユーザーが気になっていて、そのうえで変化があった場所をまとめてみました。
項目名\年代 | 4代目フォレスター(2017/4~) | 新型5代目フォレスター(2018/7~) |
全長×全幅×全高 | 4610×1795×1715 | 4625×1815×1715(一部1730) |
室内全長×全幅×全高 | 2095×1540×1280 | 2110×1545×1270 |
排気量 | 2000cc | 2000cc~2500cc |
価格帯 | 240万~310万 | 280万~310万 |
◆先代フォレスターとの相違点
4代目フォレスター
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/forester/106809/#grade
5代目新型フォレスター
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/forester/106809/#grade
先代と新型を比べてみると、まず全長・全幅がそれぞれ15cm・20cmアップしていますね。
室内が大きくなったということは、広々とした室内を堪能できるうえ、積める荷物の量も増えたということなので、ユーザーが一番実感出来る嬉しいサイズアップなのではないでしょうか。
また、室内全長が15cmアップしているので、全長のアップ分は室内が大きくなったということでしょう。
全長・全幅のサイズアップに関しても、そこまで大幅なサイズアップではないので、今までフォレスターに乗っていた方なら楽に乗りこなしが出来るでしょう。
しかし、あくまでも「サイズアップ」のため、多少の変化は必ずあります。
市街地や狭い道路の運転の際は、そのわずかな違いに戸惑うこともありますので、ご注意くださいね。
価格帯については、最低価格が先代より40万ほど上昇しました。
しかし今回の新型フォレスターは、予防安全装備や先進技術の搭載など、機能面が先代より大幅にグレードアップしているので、納得の価格になっております。
むしろ、最高価格が先代と変わりないので、かなりのプラス要素ではないでしょうか。
◆ここに注目!新型フォレスターのオススメポイント
今回のフルモデルチェンジで、個人的にオススメしたいポイントがこちら。
Ⅴディスク式の採用です。
フォレスターは従来、ディスクブレーキという種類のブレーキを採用しており、その中でもVディスク式は、表面積を大きくしているので、ブレーキの冷却を通常よりも早くしてくれます。
そのVディスク式が、今回の新型フォレスターでは全グレード4輪とも採用されているのです。
高速道路や長い下り坂で連続してブレーキをかけてしまい、ブレーキの利きが悪くなったり、効かなくなってしまうことをベーパーロック現象と呼びますが、Vディスク式では冷却が早くなるので、その現象を防ぐことができます。
もちろん、完全に防止することは出来ないので、坂道運転の際はエンジンブレーキを活用しましょう。
しかし、日常の運転で起こりえるトラブルを防止する機能です。
目立たない場所であってもしっかりと導入しているところに、メーカー側の配慮と誠実さがうかがえます。
一般的にはあまり注目されていない箇所ですが、私個人としてはとても感銘を受けたので、ご紹介させていただきました。
「Touring」スタンダードグレード
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
ここからは各グレードについて掘り下げていきたいと思います。
まずは、もっともスタンダードなモデルである「Touring(ツーリング)です。
新型フォレスターのベースとなるグレードで、メーカーオプションが少なく、価格も一番安い、シンプルなデザインとなっています。
多少物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、安全装備は全車標準搭載となっているものが多いので、十分に良い走りを見せてくれるでしょう。
自分の付けたいオプションだけでいいという、シンプル好みの方にはこちらのグレードがオススメです。
◆Touring専用装備
次に、グレード専用の装備をご紹介します。
・アルミホイール(17インチ。ダークメタリック塗装+切削光輝)
・マルチインフォメーションディスプレイ付メーター ・シート材質(ファブリック/トリコット+合成皮革。シルバーステッチ) |
ディーラーオプションは、
・ドアバイザー(光輝モール無し・X-BREAKでも選択可能) ・リヤバンパーパネル(Premiumでも選択可能)・LEDフォグランプ(クリア・イエローの2色) |
このようになっています。
シンプルな車にオプションを付ける楽しみもありますが、「他のグレードの標準装備まで付けていた!」ということにもなりかねません。
オプションをたくさん付けるよりも、標準装備の他のグレードを購入した方が安く抑えられることもありますので、よく検討してみてくださいね。
「Premium」上級装備が満載!
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
さらなる高級感を演出したグレード「Premium」。
標準搭載されているオプションも申し分なく、Premiumでしか装備できない・されていないオプションがたくさんあります。
コンセプトの通り、「Touring」よりもさらに上質で、快適な乗り心地となっています。
フォレスター元来の外装を生かしたい方にはこちらのグレードがおすすめです。
◆Premium専用装備
Premium専用の装備はこちらです。
・アルミホイール(18インチ。ダークメタリック塗装+切削光輝) ・マルチインフォメーションディスプレイ付メーター)・シート材質(ファブリック/トリコット+合成皮革。シルバーステッチ) |
メーカーオプション
・シート材質(本革・ブラック/シルバーステッチ)
・センタートレイ加飾(シルバー塗装&表皮/シルバーステッチ) ・フロアコンソールリッド(シルバーステッチ/ソフトパッドタイプ・Advanceでも選択可能) |
ディーラーオプション
・ドアバイザー(光輝モール付・Advanceでも選択可能)
・リヤバンパーパネル(Touringでも選択可能) |
このようになっています。
価格はフォレスター最高価格から2番目となっています。
少しばかり値が張りますが、標準装備やオプションがとても魅力的な車ですので、「せっかくなので贅沢したい!」という方にオススメのグレードです。
こだわりのデザイン「X-BREAK」
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
新型フォレスターのデザインの中では、このデザインが一番よく目にするのではないでしょうか。
「冒険」をコンセプトにした新型フォレスターに基づいた、アクティブなデザインに、赤みがかったオレンジのラインが特徴的です。
標準装備が充実しているので、快適なカーライフを送れるでしょう。
アウトドアやスポーツが好きな方にオススメのグレードです。
◆X-BREAK専用装備
X-BREAK専用装備はこちらです。
・タイヤサイズ(225/60R17オールシーズンタイヤ) ・アルミホイール(17インチ。ガンメタリック塗装) ・本革巻ステアリングホイール(ステアリングヒーター付/レッドオレンジステッチ) ・シフトブーツ(レッドオレンジステッチ) ・マルチインフォメーションディスプレイ付きメーター(ロゴ入り) ・シート材質(撥水ファブリック/合成皮革。レッドオレンジステッチ、タグ付) ・インパネアッパートリム(レッドオレンジステッチ) ・センタートレイ加飾(アルミ調&表皮巻(レッドオレンジステッチ) ・フロアコンソールリッド(レッドオレンジステッチ/ソフトパッドタイプ) ・ベンチレーショングリル加飾(レッドオレンジ塗装) ・カーゴルームランプ(LED) ・LEDリヤゲートランプ ・撥水カーゴフロアボード ・フロントグリル&フロントフォグランプカバー(無塗装ブラック+ピアノブラック調加飾) ・フロント&リヤバンパーガード(レッドオレンジ加飾)付 ・サイドクラッディング(レッドオレンジ加飾) ・リヤガーニッシュ(ピアノブラック調) ・ルーフレール(レッドオレンジ加飾) ・ルーフポイラー(ピアノブラック調) |
ディーラーオプションは
・ドアバイザー(光輝モール無・Touringでも選択可能) ・ホイールデカール(レッドオレンジ) ・フロアカーペット(オレンジアクセント) |
となっております。
このように、装備できるオプションの数が少ない分、標準装備が他のグレードよりも格段に多くなっています。
これは、カスタム無しでも上等な仕上がりになっているため、メーカー側も自信をもってオススメしているためです。
特徴的なデザインを見ても分かるように、X-BREAKは他の3種とまったく違う、こだわり抜いたグレードなのです。
新感覚!最先端の技術を搭載した「Advance」
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
今回、最も注目されている最上級グレード「Advance」は、SUBARU史上初となるハイブリッドシステムが搭載されたグレードです。
他のグレードより少し遅れて、2018年9月に発売された「Advance」ですが、予約注文の40%がAdvanceに集まっているという、驚異的な人気となっています。
ハイブリットエンジンにモーターが搭載された「e-BOXER」が搭載されていて、また「ドライバーモニタリングシステム」などの専用機能がふんだんに搭載されているため、SUBARUの最新型としても注目されているのです。
町乗りが多い方や、安全機能が重視したい方にオススメのグレードです。
◆Advance専用装備
Advance専用の装備はこちら。
・アルミホイール(18インチ。ダークメタリック塗装+切削光輝) ・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ(17インチ、2ポット) ・電動格納式リモコンドアミラー(サテンメッキ) ・マルチインフォメーションディスプレイ付メーター(ロゴ入り) ・シート材質(ファブリック/トリコット+合成皮革。シルバーステッチ) ・センタートレイ加飾(アルミ調) ・カーゴフロアマルチボックス ・フロントグリル&フロントフォグランプカバー(ピアノブラック調塗装+メッキ加飾) ・ドアハンドル(メッキ) ・フロント&リヤバンパーガード(シルバー加飾付) ・サイドクラッディング(シルバー加飾付) ・ライセンスランプ(LED) ・e-BOXERオーナメント ・ECOクルーズコントロールアイサイト ・ドライバーモニタリングシステム ・車両接近通報装置 |
メーカーオプション
・シート材質(本革・ブラック/シルバーステッチorブラウン/シルバーステッチ) ・インパネ加飾パネル(表皮巻/シルバーステッチ) ・センタートレイ加飾(アルミ調&表皮巻/シルバーステッチ) ・ルーフレール(ロープホール/シルバー加飾)付 |
ディーラーオプション
・ドアバイザー(光輝モール付き」・Premiumでも選択可能) |
このようになっています。
標準装備を見ると、X-BREAK専用以外のものはすべて搭載されています。
メーカーオプションも、装備出来るものはすべて装備出来るようになっているので、選び放題ですね。
「あれもこれも付けたい!」とオプションで悩んでいる方は、Advanceの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
価格もPremiumとあまり変わらず、メーカーオプションで上乗せされる心配もありません。
何よりハイブリット車なので燃費が良く、年間の維持費が安く済む分お得と言えるでしょう。
ぜひ一度ご検討してみてくださいね。
私のオススメ!悩んだ末の一押しグレード
ここで、私が個人的にオススメしたいグレードをご紹介します。
正直、非常に悩みました。
それだけ新型フォレスターには魅力がたっぷりあるのです。
そんな中選んだグレードはこちら。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/
X-BREAKです!
選んだポイントは以下の3点です。
・4つのグレードの中でも特に特徴的で、そのうえ総合的なバランスが良い
・特徴のレッドオレンジ加飾が、目立つのに嫌らしくなく、コンセプトにマッチしていて魅 ・撥水材質などのアウトドアに特化したつくりが嬉しく、どんな場面でもドライビングが楽しめる |
「e-BOXER」などの最新技術が満載のAdvanceと、どちらにしようかとても迷いました。
しかし、最終的には個人的好みであったX-BREAKに決定です。
標準装備も充実していますし、なによりもアウトドアに特化したつくりがSUVらしさを引き出していますよね。
もちろん他の3つのグレードもそれぞれの魅力があるので、ぜひお好みのグレードを見つけてみてください。
新型フォレスターグレード紹介のまとめ
フルモデルチェンジからグレード一覧まで、新型フォレスターについて詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
自分好みにカスタム出来るベースグレード「Touring」。
上級装備のうえパワフルな「Premium」。
特徴的なデザインのうえ、装備が充実している「X-BREAK」。
そして、「e-BOXER」を搭載したオールラウンダー「Advance」。
どれも一定の標準装備が備わっているうえ、それぞれに個性があるので、グレード同士で特徴が被ることなく、価格も大きな差がありません。
様々な場面や用途に合わせて、それぞれが活躍出来る仕様となっていますので、自分に合ったグレードを見つけることが出来るでしょう。
新型フォレスターの購入を検討している方のグレード選びに、この記事が参考になれば光栄です。