ある日エンジンを始動させようとすると
全く反応がないという場合はバッテリー上がりの可能性があります。
たとえば、一日中ヘッドライトを点灯させたままエンジンを停止させていると
バッテリーはあがり車を動かせなくなります。
このページでは、バテリーあがりの対処法と
アイドリングストップ車やハイブリッド車の
バッテリーあがりの対処法について解説をしていきます。
ジャンピングスタートで対処する方法
そもそも、ジャンピングスタートという言葉を
初めて聞く人にとっては「なにそれ?美味しいの?」となるはずです。
ジャンピングスタートとは、バッテリーがあがったときに
他の車から電気を分けてもらってエンジンを始動させるという方法を言います。
ジャンピングスタートには、ブースターケーブルが必要で
取り付けて順もつなげる端子の位置も注意しないといけません。
ジャンピングスタートの手順は以下のとおりです。
1.バッテリーあがりの車に救援車を近づけエンジンを止める
2.バッテリーあがりの車と救援車のバッテリー端子にブースターケーブルを取り付ける 3.救援車のエンジンを始動させる 4.5分位そのままにしておく 5.救援車のアクセルを踏み回転数は1500rpmから2000回転くらいに保つ 6.バッテリーあがりの車之エンジンを始動 |
まず、バッテリーあがりの車のバッテリープラス端子に
片方の赤いブースターケーブルを取り付けます。
次に、救援車の車のバッテリープラス端子に
赤いブースターケーブルのもう片方を取り付けます。
次に、黒いブースターケーブルを救援車の
バッテリーマイナス端子に付けもう片方を
バッテリーあがりのバッテリーマイナス端子に取り付けます。
特に色はどちらでも良いですが、繋ぐ端子が
あべこべにならないようにしましょう。
ハイブリッド車はジャンピングスタートはできない!?
引用:https://toyota.jp/index.html
結論ですが、ハイブリッド車で
バッテリーあがりの車を救援することはできません。
逆に、ハイブリッド車がバッテリー上がりを起こした場合は
救援される側としてなら普通にジャンピングスタートは可能です。
つまり、ハイブリッド車でも通常のガソリン車と同じく
ブースターケーブルでジャンピングスタートは可能なのです。
しかし、ハイブリッド車はケーブルの端子を
接続する場所が特殊なのです。
たとえば、トヨタのハイブリッド車の救護用端子は
ボンネットの中に設置されていていますが
車種によって救援端子は異なります。
これは、救護されるときだけに使用できるもので
ハイブリッド車では、他の車を救護することは不可能です。
最新モデルの場合は、ディスプレイにバッテリーの充電が足りなくなると
メッセージが表示されるようになっています。
もし、バッテリーがあがった場合は
どうすれば良いかは取扱説明書にきししているはずなので
もう一度見直してみると良いでしょう。
ハイブリッド車を救援する場合の手順は
以下の動画でも詳しく解説されているので参考にしてみてくださいね。
バッテリー上がりの原因
バッテリーが上がる原因は、様々ですが
多くの場合は以下の3つになります。
・ヘッドライトの消し忘れ
・半ドアのままだった ・運転頻度が少なかった(自然放電) |
夜に帰宅してヘッドライトを消し忘れたまま
エンジンを停止させると、次の朝には
バッテリーがあがっているという事がよくあります。
特に、昼間にトンネルに入りヘッドライトを点灯させたまま
帰宅して次の日まで放置してしまうと、バッテリーは上がります。
また、車の半ドアもバッテリー上がりの原因となります。
理由は、車というのはドアが開くと
室内灯が点灯されるしくみで点灯し続けると
バッテリーがあがっていまうからです。
そして、車というのは運転する頻度が少ないと
バッテリーが自然放電をします。
通常なら走行中にバッテリーは充電されるので
余り問題はないのですが、車を動かす機会が
極端に少ないとバッテリーは自然放電をしてバッテリーがあがります。
まとめ
バッテリーがあがった場合は
ジャンピングスタートをするために
他の車から救援をしてもらうのが良いです。
ですが、ハイブリッド車は救援をすることが出来ないので
そのへんは注意が必要です。
ブースターケーブルも何も用意をしていないならJAFを呼ぶと良いですね。