昔にrav4という車がありましたが、今で言うところのSUVです。
当時は「なんちゃって〇〇」というのが流行でした。
なので、一部の人はrav4のことを、「なんちゃってRV」と評価していたのです。
そんな、rav4はどうして復活をしたのか、どうしてカクカクしたフロントデザインになったのかを紹介していきます。
rav4が復活した理由は?
引用:https://toyota.jp/rav4/
rav4の初代は丸っこいデザインのRVは、本当に少なくて「SUV」という言葉すらも存在していません。
当時は、パジェロイオとかパジェロジュニアとか、強敵がたくさんいたような気がします。
冒頭では「なんちゃってRV」と表現していますが、初代rav4はバカには出来ないオフロード性能を持っていたのです。
2016年7月に一度rav4は、販売終了をしています。
5代目rav4が日本に復活した理由は、もちろん現在「SUV」ブームだからこそ復活をしたのです。
SUVというのは、スポーティーな多目的乗用車の総称ですが、rav4にはそのままピッタリだと言えます。
引用:https://toyota.jp/rav4/
昔はRVブームでrav4も結構売れていたように思えますし、昔はよく見かける車でした。
ハッキリ言えば、ブームというのは沈静化しても、待っていれば同じカテゴリーが再燃することはよくあることです。
SUVが大ブームの今が、その時期だと言えます。
初代rav4は4WDしか選べず、クロカン大好きな人しか買わない車だったのです。
現行型rav4のタイヤを見ると、昔と変わらず大きなタイヤで存在感のあるボディラインだと感じます。
子育てを終えてミニバンを卒業した、中年のユーザーはミニバンの広い開放的な室内を1度でも味わうと、もう天井の低いセダンには戻れません。
引用:https://toyota.jp/rav4/
そういう人たちや、昔を懐かしんで買う人もいるのかもしれません。
rav4が一時的に販売終了したのは、日本市場を無視した車作りが主な原因でしょう。
ですが、最近になり日本市場がグローバル市場に近づきつつあり、トヨタは「今がチャンス」と判断して、rav4を復活させたと思えます。
新型rav4のフロントデザインがゴツくなった理由とは?
引用:https://toyota.jp/rav4/
最近では色んなブランドからSUVが、ガンガン登場していて都会派のオンロード重視の車が、今ではトレンドになっているようです。
デザインがゴツくなった理由は、やっぱりユーザー層の若返りを狙ってのものでしょう。
スタイリングにしても2つの8角系を90度ずらした、「クロスオクタゴン」という手法を取り入れています。
力強い造形と視界の良さを両立しています。
確かに、実際に私が試乗をしたときは、視界の良さに驚きました。
引用:https://toyota.jp/rav4/
さらに、rav4よりも2まわり小さいコンパクトカーから、倍以上あるボディサイズを持つrav4に、乗り換え試乗しても不安を感じませんでした。
他のSUVには3列シートがあるのだから、rav4にも3列シートがあったほうが良いと思うかもしれません。
トヨタは北米向けに「ハイライダー」という、rav4よりも一回り大柄な3列シートモデルが販売されています。
なので、rav4は2列シートにこだわったようです。
まとめ
引用:https://toyota.jp/rav4/
rav4が復活したのはSUVが、単純にブームだからだということです。
販売する側の気持ちになれば、売れる時に売るのが儲かる秘訣だと思えます。
過去にもブームというものがありましたが、初代rav4の人気火付け役はテレビCMだったと言えます。
初代rav4のテレビCMでは、SMAPの木村拓哉さんがCMに登場していました。
rav4のような泥臭い車に、本来興味のない女性も購入していきました。
ただ、1980年当時は他のクロカンとの違い、rav4は乗用車ベースの車だったように思えます。
かなり先駆けでSUVを開発し、販売していたことになります。
新型rav4のエンジンはカムリと同じ、「2.5L直4エンジン」が搭載されます。