スタッドレスタイヤを履き替える時期になると
購入を検討する人や去年使っていた
スタッドレスタイヤをまた塚王を考える人もいるでしょう。
去年かったスタッドレスタイヤは
今年も使えるのか気になりませんか?
この先を読むことで、スタッドレスタイヤの寿命や
何年使えるのかなどを知ることができます。
もくじ
スタッドレスタイヤの寿命は?
スタッドレスタイヤには、寿命がありますが
その寿命を知るためには大きく分けて以下の2つの方法です。
1、溝の深さを点検する
2、使用年数を確認する
以上の2つの条件をクリアすれば寿命はまだだといえます。
溝の深さを確認する方法
スタッドレスタイヤは、雪が積もった道路を走行したり
アイスバーンなどを走行することができる溝の深さが決まっています。
スタッドレスタイヤの溝の深さは
新品の時から溝の深さが「50%」のところまでは
安全だといっても良いでしょう。
タイヤの側面には「▲」の印があります。
これは「プラットフォーム」と呼ばれる
タイヤの溝にある凹凸のある場所を記しているのです。
なのでタイヤ側面にある「▲」の目印から水平線上に
タイヤの溝をたどるとプラットフォームがあります。
この溝にあるプラットフォームと、溝の深さをチェックして
プラットフォームが溝と、同じ高さになると危険なので
使わないほうが賢明だといえます。
この点検作業は、スタッドレスタイヤを取り付ける前に
確認をしていたほうが良いでしょう。
取り付けてから点検をすると、使えないタイヤだったら
また取り外さないといけないので、二度手間となります。
なので、スタッドレスタイヤを取り付ける前に点検をしましょう。
スタッドレスタイヤは何年使える?
スタッドレスタイヤは、氷の面にゴムが食い込むように
非常に柔らかい素材です。
新品は柔らかいですが、年数が経過すると徐々に硬化していきます。
たとえば、輪ゴムは新品の時は日々もありませんし
柔軟性がありますが年数が経過すると硬化していき、ちぎれやすくなります。
スタッドレスタイヤも同じで、製造よりも年数が経過すると
徐々に公開して本来の性能を発揮できなくなるのです。
スタッドレスタイヤの製造時期は、タイヤの側面に記載されています。
タイヤサイズではない方の数字で
「31 15」という感じで数字が記載されています。
最初の2桁が「31週」を意味して
次の2桁が「製造年数を意味しています。
最後の数字が「15」なので「2015年」に
製造されたタイヤと言うことになります。
スタッドレスタイヤの保管状態によっては使うと危険
スタッドレスタイヤを保管する状態によっては
タイヤにひびが入ったり劣化速度が速まったりします。
特に、保管場所が直射日光にあたっていたり
雨ざらしになっている場合は早く劣化していきます。
「溝が多いからまだ使える」
「2年前に買ったから大丈夫」
そのように思って、スタッドレスタイヤに交換し
雪道でも滑り始めるとタイヤメーカーのせいにする人がいます。
でも、よく考えてみてください。
タイヤメーカーは、タイヤの性能がフルに発揮できる状態を
しっかりと研究して、タイヤを販売しているのです。
なので、全てがタイヤメーカーのせいではないといえます。
スタッドレスタイヤの保管状態が良好なら
メーカーが定めた寿命まで使うことができます。
また、年数が経過しているスタッドレスタイヤは
溝が深くても使わないほうが良いでしょう。
確かに、お金がもったいないという考えで
「まだ使えるじゃないか!」と言う人もいます。
でも、年数が経過したスタッドレスタイヤを履いて
実際にヒヤリとした人は数多いのです。
なので、溝が多く残っていても、ゴムが硬化したり
しわやひび割れが目立つタイヤは使わないほうが良いのです。
スタッドレスタイヤは雨に弱い
冬の時期に、雨が降ることがありますが
スタッドレスタイヤを履いているときは要注意です。
なぜなら、スタッドレスタイヤは雪に強いですが
雨には、とても弱いタイヤだからです。
スタッドレスタイヤは、大量の水を取り除くことはできないので
速度が上昇するとタイヤが浮いた状態になります。
その結果、ハンドル操作ができなくなるので
雨の日のスタッドレスタイヤの使用は
出来る限り気を付けるべきなのです。
雨の日に、スタッドレスタイヤを履いて
高速道路を走行する人もいますが自殺行為です。
速度が上昇するとタイヤが浮いた状態になるので
水たまりを走行していなくてもハンドル操作ができなくなるのです。
つまり、スタッドレスタイヤで雨の日に高速走行をすると
タイヤが地面に貼りつく力が弱いので大変危険なのです。
スタッドレスタイヤの交換時期
スタッドレスタイヤの交換時期は
「10月~11月」ですが、住んでいる地域によっては
交換をするタイミングが全く違います。
札幌:9月末
東京:12月初め
長野:10月末
大阪:11月末
広島:11月初め
福岡:11月初め
上記は、目安なので年によっては
全く違う場合もあります。
暖冬の年だったりする場合は
また、タイミングが異なってきます。
スタッドレスタイヤに慣らし運転は必要?
スタッドレスタイヤにも慣らし運転は必要です。
タイヤの性能をフルに発揮したいという場合は
ある程度の距離を走行するべきと言えます。
タイヤの慣らし運転と言うのは時速「80km/h」以下の速度で
走行距離が「100km」程度を目安にします。
タイヤは、ある程度すり減っているほうが
スタッドレスタイヤ本来の性能を発揮できます。
慣らし走行は、タイヤについている被膜のような皮をむいてあげることが目的です。
「皮」というのは、タイヤが成型され金型から抜いた時に
タイヤ表面にできる薄いゴムの皮のことです。
スタッドレスタイヤの本領を発揮するには
このタイヤ表面についている「皮」をむくことが大切なのです。
スタッドレスタイヤを買うならこのメーカーが一番!
スタッドレスタイヤを買うなら
「ブリジストン/BLIZZAK VRX」が良いでしょう。
なぜなら、「BLIZZAK VRX」は雪道でも滑りにくいからです。
さらに「BLIZZAK VRX」は雪上性能が高いので
普通に走行するなら問題は発生しません。
口コミでも「雪道でも滑りにくい」と言う評価が多いので
安心して履くことができるし信頼もできます。
まとめ
スタッドレスタイヤにも寿命があります。
溝が深いからと言って使っても
問題が無いわけではありません。
保管状態が悪ければ溝が深くても
使うと危険な場合もあるのです。
また、スタッドレスタイヤの交換時期は
雪が降る1か月前に交換するのがベストです。
雪が降る前に点検をして夏用タイヤから
スタッドレスタイヤに履き替えましょう。