交通ルール

交通マナーのワーストランキングは?

旅行などで別の県に行くと「この地域は交通マナーが悪いなぁ」と
そのように思うことはよくあることですよね。

このページでは、どの県が交通マナーが悪いのかを
ランキング別にしていきます。

この先を読むことで、交通マナーが悪い地域がわかるのと
交通マナーとルールの違いを理解できるようになっています。

地域別交通マナーワーストランキング

JAFはホームページ内で交通マナーに関する今住んでいる
都道府県の交通マナーはどうなのかというアンケートを行っていました。

1位 香川県 80.00% 8割の人がマナーが悪いと回答
2位 徳島県 73.50%
3位 茨城県 67.20%
4位 沖縄県 64.00%
5位 福岡県 59.30% 事故発生率が2位)
6位 愛知県 59.30% (事故発生件数が1位、死者数が1位)
7位 大阪府 58.90% 事故発生件数が2位)
8位 岡山 58.60%
9位 福井 58.20% 10万人あたりの死者数が2位)
10位 山梨 51.70%

その中で、交通マナーが悪いトップは
香川県で、2位が徳島県という感じですね。

私の予想では、大阪が一番だと思っていたのですが
そうでもなかったようですね。

また、ウインカーを出さない件のランキングは
岡山県が多いようです。

まあ、田舎は車も余り走っていないので
ウインカーを出さない人が多いのかもしれません。

でも、車が余り走っていないからといって
ウインカーを出さなくても良い理由にはならないですよね。

→都道府県別交通マナーランキング(JAF)

横断歩道のない道を渡る歩行者は妨害してはいけない?!

横断歩道のない道路を渡る歩行者を見ると
「横断歩道から横断しろ!」と思う運転手は少なくないでしょう。

実際は、横断歩道のない道路を渡る歩行者がいる場合は
横断歩道がなくても歩行者の横断を妨害してはいけないことになっています。

第十八条:2

車両は、前項の規定により歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない。

第三十八条:2

車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く。
次項において同じ)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。

引用元:宝池自動車教習所(公式サイト)

交差点や、その周辺に横断をする歩行者がいる場合は
横断歩道がなくても歩行者の横断を妨害をしてはいけません。

しかし、信号のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても
一旦停止しない運転手は9割もいるそうです。

私は、信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている場合は
常に一旦停止し、歩行者が渡りきってから発進するようにしています。

理由は、そのほうが安全に走行できるし
歩行者優先に考えているからです。

車が左折をするときも歩行者が目の前を横断しているのに
「早う行かんかい!」と言わんばかりに
ジワジワと前に進無行為も立派な違反行為です。

実際は、歩行者が目の前を通り過ぎるまで待って
安全を確認した上で左折をするのが本来の交通マナーなのです。

歩行者優先という意識と運転手自身の
思いやりが大きく欠落しているようにも思えます。

車を運転する場合に、忘れてはいけないのが
思いやりと譲り合いの気持ちだと感じます。

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交通マナーとルールとの違い

交通マナーとは「相手を気遣い自発的に行う行動」といいます。

たとえば、片側2車線の道路で隣を走る車が
自分の車が走行する車線に入ろうとしたら
入れてあげる行為こそ「交通マナー」といいます。

人によっても「交通マナー」は違う場合があるので
決めごとのない暗黙のルールが交通マナーと言えるでしょう。

交通マナーを破っても罰則金はないですが
トラブルや事故の原因に繋がります。

交通ルールとは、多くの人が知っておくべきことです。

たとえば、信号機が赤色なら停止し青色になったら発信をするなど
こういうのが交通ルールというのです。

交通ルールを破ると罰則金が発生しますし
場合によっては事故の原因に繋がります。

→なぜ警察は公開交通取り締まりを行うのか?

車線変更の交通マナーとは?

引用:http://drive.nissan.co.jp/USEFUL/0806/

車線変更をする場合もトラブルになりやすいし
交通マナーが悪い運転手もいます。

車線を移りたいという車の走行状況はもちろんですが
自分が走行している車線の状況なども把握することが重要です。

ただ、車線を変えたいときだけ確認をするのではなく
普段から前後左右の交通状況を確認し臨機応変に
対応していくようにしておきましょう。

まず、車線を変えたいと思ったときは
必ず最初にウインカーを出します。

引用:http://drive.nissan.co.jp/USEFUL/0806/

これは、前後の車線を走行している車に対し
「今から車線を変更しますよ」という意思表示になります。

なので、車線変更をする前には必ずウインカーを出します。

 

ウインカーを出してすぐにグィンと急ハンドルを切って
車線変更をする人もいますが、これは危険なのでやめましょう。

本人は「俺の運転は今日もしびれるぜぇ、ヒャッハー!」と
そのように思っているのかもしれません。

引用:http://drive.nissan.co.jp/USEFUL/0806/

急な車線変更は、自動二輪などが急接近をしていた場合
確実に巻き込んでしまいますよね。

なので、ウインカーを出し意思表示をしている3秒間で
ルームミラーで後方を確認し、ドアミラーで斜め後ろを確認します。

最後に、死角となる真横を確認して車線変更をします。

一番良い車線変更のやり方は車が斜めに平行移動する感じで
車線変更をするのが最も安全だと言えます。

ありがとうハザードって必要?

車線変更時に入れてもらったとき
「ありがとう」という気持ちを込めて
ハザードランプを点灯する車は多いです。

逆に、お礼のハザードを点灯させないことで
腹を立てる人もいますよね。

そもそも「ありがとうハザード」は
本当に必要なのでしょうか?

一般的に「サンキューハザード」は後続車に
なにか親切にしてもらったときに点灯させる事が多いです。

サンキューハザードは後続車に対して
誠意を表す交通マナーの一つになっていますが
これは違法なのかといえば、そうではありません。

「日産ドライブナビ」の見解では
誤解を招くのでやめたほうが良いということでした。

しかし、サンキューハザードは県警のパトカーも
行っている事なので違法ではないということでしょう。

結論としては、お礼をしたい人はサンキューハザードで
意思表示をして、不要だと思うならやらなくても良いと感じます。

ただ、マナーを人に押し付ける行為は
絶対にやめていただきたいですけどね。

まとめ

交通マナーが一番悪いのは香川県でした。

私は、実際に香川県に日帰り旅行にでかけたことがありますが
それほど交通マナーが悪いとは感じませんでした。

車線変更をしようとしたら、わざわざ隣の車が減速をしてくれて
入れてくれたこともありましたし、道も親切に譲ってくれたりもしました。

おそらく、これは限られた地域によるものではないかと思います。

どちらにしても、交通ルールと譲り合いは
絶対にしたいところですね。