カー用品

ETCのセットアップは自分でできる?用意するものは?

中古車でETC付きの車を買った時に
再セットアップをする必要があります。

もちろん、中古車販売店でもしてもらうことができます。

でも、費用を抑えるために自分でやろうという場合は
自分でもできるのか不安になりませんか?

この先を読むことで、ETCセットアップは自分で出来るのかや
セットアップで必要なものが分かるようになっています。

ETCのセットアップ 自分でできるのか!?

ETCセットアップは、ETCを新たに取り付けた場合や
中古を買った時にETCを取り付けられていた時に
利用する車の情報を暗号化して書き込むことを言います。

「ETCのセットアップは自分で出来ないかなぁ」

そのように思う人もいると思います。

ですが、ETCセットアップは
残念ながら自分で行うことはできません。

ETCセットアップは、登録店でなければ不可能です。

たとえば、中古車販売店でETC付きの中古車を買ったら
販売店で、ついでにセットアップが可能です。

それは、ディーラーも同じで新車購入時に
セットアップをしてくれます。

ETCのセットアップができる店と言うのは
「道路システム高度化推進機構」と呼ばれるところから
色々な審査をされ合格をした店舗のみが登録店になるのです。

もちろん、高速道路を走行するときに
ETCとETCカードがあるだけでも利用は不可能です。

高速道路でETCを使おうと思ったら「ETCカードの情報×車両情報」が
一つになっていないといけないのです。

もし、セットアップをしないでETCにカードを入れただけで
高速道路の料金所を通過しようとしてもETCレーンのバーは開きません。

バーが開かないからと言ってバックしようとしても
後からドンドン車が来るとバックすらもできない状態になります。

だからこそ、ETCのセットアップは絶対にしておくべきなのです。

最近よく見かけるETC2.0ってなに?

2016年4月からサービスを開始している
ETC2.0は従来のサービスをより進化させたシステムです。

渋滞や安全運転支援や災害支援などの情報が
自動で受信できるようになっています。

従来のETCよりも値段が高いですが
車を買い替える場合は便利機能がついている
ETC2.0を検討してみるのも良いですね。

ETCのセットアップに必要な費用とは?

ETCのセットアップに必要な費用は店によっても異なりますが
大体平均して「3000円前後」です。

ただし、ETCを取り付けをしていないなら
取り付け費用も必要なとなります。

取り付け費用は、大手カー用品店やディーラーによって変わります。

店名 ETC取り付け工賃
オートバックス 4,000円(税別)
イエローハット 3,000円(税別)
ジェームス 3250円
ディーラー 4,000~5,000円程度

ETCのセットアップで必要なものとは?

ETCをセットアップするのに何が必要なのか
初めてなら疑問に感じてしまいますよね。

ETCセットアップで必要なのは
以下の通りとなります。

・車検証

・ETC車載器

・運転免許証(本人確認のため)

申込書は、登録店で用意しているので
セットアップと同時に記入をしていきます。

車を売却するときETCは付けたままでも大丈夫?

車の買い替えで、ETCを取り付けたまま売却しても良いかどうか
迷ってしまいませんか?

「ETCを付けたままだと個人情報が洩れるのでは?

「ETCを次のオーナーが使うと、請求がこちらに来るのでは?」

ETCを取り付けたまま、車を手放すときは
そのような不安が頭をよぎってしまいます。

しかし、ETCには個人情報もありませんので
情報が洩れるという事はありません。

また、一番不安なのが車をETCを付けたまま売却した時に
次の所有者がセットアップをしないで利用すると
請求が自分のところに来るかどうかですよね。

基本的に、再セットアップをしないからと言って
問題になるという事はありません。

つまり、ETCを付けたまま車を売却し
次の所有者がセットアップをしなくても
料金の請求は、自分のところに来ないので安心してください。

ETCの再セットアップは再申請は必要?

個人オークションや中古車販売店で車を買った時に
ETCが取り付けられていたら、再セットアップは可能です。

セットアップは、大手カー用品店や
ディーラーでもできます。

さらに、再申請は回数制限が無いので何度でもできます。

ETCカードはどこで手に入る?

ETCをセットアップして「よし使うぞ!」と張り切って
いざ使うときになると「ETCカードってどこで発行しているの?」と
そのような疑問を抱いてしまいます。

実は、ETCカードには3種類あって
それぞれカードの作り方が若干違うのです。

 

1.クレジットカード付帯のETCカード


引用:https://d-card.jp/st/abouts/etc/etc.html

クレジットカード付帯のETCカードは、クレジットカードと
ETCカードが別々になっているタイプです。

すでにクレジットカードを持っているなら
そのカード会社に連絡をしてETCカードの追加を
申請すれば使えるようになります。

クレジットカードを持っていない人は
新たに作る必要があります。

2.クレジットカードと一体型のETCカード


引用:https://www.jcb.co.jp/

クレジットカードと一体型のETCカードは
余り発行されていないので知名度は低いです。

メリットは複数のカードを持つ必要が無いという事ですね。

クレジットカードとETCカードが一体になっているので
大変便利だと感じます。

ただ、基本的にはクレジットカードなので
ETCからいちいち取り外す必要があります。

3.クレジット機能がないETCパーソナルカード

ETCカードと言えば、クレジットカードを持っていないと
利用できないと思っている人は多いかもしれません。

何らかの問題で、クレジットカードを持てない人や
クレジットカードを必要としない人のためのETCカードとなります。

ETCパーソナルカードは、高速道路6会社が
共同で発行しているETCカードです。

ETCパーソナルカードは高速道路のサービスエリアで手に入れることができます。

ETCカードってデビットカードでも作れる?

クレジットみたいな機能がデビットカードにもあるので
ひょっとしたらデビットカードでも作れるのではないかと
そのように思う人もいるかもしれません。

結論から言えば「VISAデビットカード」で
ETCカードは作れないのです。

理由は、デビットカードと言うのは即時決済で
ETCカードは後払いだからです。

仮に、ETCカードが即時決済だったなら
口座に残高が無い状態だとETCの料金所を通過することができません。

通過できない車が出てくると
高速道路も混雑してしまいますよね?

スムーズにETCゲートを通過してもらうには
後払いで請求しないといけないのです。

なので、即時決済のデビットカードは使えないというわけです。

まとめ

基本的に、ETCのセットアップは自分ではできません。

登録店か大手カー用品店やディーラーで
セットアップは可能となります。

さらに、ETCを取り付けたまま車を売却するという場合も
次の所有者が再セットアップをしなくても
請求は自分のところに来ません。

個人情報も洩れないので特に不安に感じる必要はないでしょう。