余り高速道路を走行しない人にとっては
高速道路を走ること自体恐怖に感じるかもしれません。
高速道路を苦手とする人の多くは
加速車線からの本線への合流が怖いという人が多いです。
購読道路は本線を走り始めれば
信号機も交差点も人すらも横断しない
とても安全にスピードが出せる道路なのです。
もくじ
高速道路を走る前に確認すべき3つのポイント
高速道路を走る前に絶対にしておいたほうが良い
3つのポイントがあります。
1.タイヤの空気圧チェック
2.ガソリンの残量
3.冷却水の量は適正か
高速道路を走行する前にタイヤの空気圧をチェックし
指定の空気圧より低ければ空気を補充します。
基本的には、高速道路を走行するからと言って
都度空気圧チェックをする必要がないですが
空気圧が指定よりも低いと「スタンディングウエーブ減少」が起きます。
空気圧が低い状態で高速走行をすると、タイヤ表面が波打って
徐々に波が高くなり、最終的に熱を持ちバーストを起こします。
もし、高速道路でバーストが起きると
車はスピンをして操縦が不可能になります。
空気圧は高めに入れる必要はありません。
しかし、指定空気圧より低い場合は
空気圧を適正値にしておく必要があります。
次に、燃料の残量をチェックしましょう。
高速道路でのトラブルランキングでは1位が「タイヤのパンク」で
2位が「ガス欠」となっています。
平成28年4月~平成29年3月のデータ
順位 | 内容 | 件数 | 構成比 |
---|---|---|---|
1位 | タイヤのパンク | 27,217 | 34.07 |
2位 | ガス欠 | 10,184 | 12.75 |
3位 | 事故 | 6,879 | 8.61 |
出発前に必ず燃料計をチェックして燃料の量は
確認しておきましょう。
目的地まで燃料が足りないと感じたら
高速道路を走行する前に燃料を入れておきましょう。
高速道路では、数十キロもガソリンスタンドがない場合もあるので
残量が少ないという場合は給油しておきましょう。
冷却水の量もチェック項目の一つです。
面倒かもしれませんが、冷却水の量が不足していると
オーバーヒートを起こす可能性が高くなるので
冷却水の量も要チェックです。
加速車線の制限速度は?
高速道路を走行する前に走行する「加速車線」は
本車線道路ではないため高速道路の本社線での最高速度や
最低速度の規制は適用されていません。
加速車線の法定最高速度は60km/hで
本車線道路野最低速度は50km/h未満でも走行は可能です。
しかし、加速車線は高速道路の本車線道路の
交通を乱さないような速度まで上げる必要があります。
高速道路の本車線道路に入るときは、本車線道路の状況を見て
斜め後方すぐ後ろに車がいた場合は、加速車線を走行し
本社線を走行する車を先に行かせましょう。
強引に侵入すると追突される危険があるので注意しましょう。
基本的には、本社線を走行する車よりも速度を出す気持ちで
加速していき本車線道路に侵入したほうが安全です。
高速道路の制限速度と最低速度
実は、高速道路にも最低速度は存在します。
高速道路というのは、正確に言えば「高速自動車国道」と
「自動車専用道路」のことです。
一般道路と比較して、高いスピード域で走行ができるので
目的地に短い時間で到着することが出来ます。
自動車の種類 | 最高速度(km/時) | 最低速度(km/時) |
---|---|---|
大型乗用自動車、特定中型貨物自動車以外の中型自動車、普通自動車(三輪のものを除く)、大型自動二輪車、 普通自動二輪車 | 100km/h | 50km/h |
上記以外の自動車 | 80km/h | |
他のクルマを牽引する時 |
高速道路での「最高速度は100km/h、最低速度50km/h」というルールは
本車線道路での速度であって、速度指定のない区間に限るものです。
高速道路では基本的に標識や表示で
指定されている速度に従う必要があります。
もちろんのことですが、標識の最高速度以上で走行をすると
速度違反となるので要注意です。
高速道路でやってはいけない誰も言わない行為とは?
高速道路は、だいたい2車線か3車線ですが
一体どの車線を走行して良いのか迷いますよね。
法律では、追い越すときや緊急車両に道をゆずるときなどを除いて
追い越し車線以外の車線を走行するように定められています。
たとえば、追い越し車線のほうが速度が早いし
ずっと走っていれば目的地に早く到着するという理由だけで
追い越し車線をずっと走るという行為は「通行帯違反」となります。
走りやすい車線を走ればよいというわけではなく
意味もなく追い越し車線をずっと走るのはダメだということですね。
追い越しをするときのみ追い越し車線を使いましょう。
高速道路の降りるところを行き過ぎたら?
高速道路を走行していて、うっかり降りるところを
行き過ぎてしまうことってありませんか?
高速道路は、基本的にUターンは禁止ですしバック走行も禁止です。
また、料金所周辺も車が多く行き来しているので独自の判断で
Uターンをすると大変危険です。
「 特別転回 」の利用方法
本来降りるはずだった出口を行き過ぎてしまった場合は
「特別転回」という制度を利用することが出来ます。
高速道路で降りる場所を行き過ぎた場合に
特別にUターンができるのですが一般的に知られていません。
目的のインターチェンジを過ぎても、慌てず焦らずに
目的地の次の出口まで走行をしましょう。
もし、ETCカードなどがある場合は
機会が反応しないように抜いておきます。
次に料金所が見えたら「一般レーン」に進みスタッフのいる料金所に向かいます。
料金所のスタッフに、目的の出口を過ぎてしまったことを説明し
チケット化ETCカードを手渡し「特別転回」の申請をします。
その後に、スタッフから指示があるので
それに従い正しい目的地に向かいます。
あくまでも「一般」と表記された友人ゲートに行き
スタッフに特別転回ができるかどうかを聞いたほうが良いでしょう。
まとめ
高速道路を走行するためには、加速車線で本車線道路の車と
同じような速度に合わせるように加速することが大切です。
車の性能にもよりますが、本車線道路が見える頃には
最低でも時速80km/hくらいは出しておくほうが良いですね。
走行車線から本車線道路に侵入するときは
後方から来る車に注意しながら本線に車線変更しましょう。